はじめに
私は先日、一種証券外務員という資格を取りました!
(勉強期間約1ヶ月、一発合格)
この証券外務員という資格は、
銀行や信用金庫、証券会社などの金融機関に勤める方にとっては、必須とも言える資格です。
この資格を持っていないと、金融商品の販売や勧誘ができないのです。
新年度からの就職や転職などで、証券外務員の資格取得が必要な方に、
私が実践した勉強方法を紹介したいと思います。
おすすめテキスト
今回、私が使ったテキストは
「あてる TACスーパー予想模試 証券外務員一種」
です。
現在は2022~2023年バージョンが販売されています。
内容は、分野別にチャプターが分かれており、
一種固有の範囲か一種・二種共通の範囲かがわかるようになっています。
切り離しができる模擬試験も3回分ついています。
また、科目ごとの予想出題数や予想配点が載っているので、勉強の対策がとりやすくなっています。
勉強方法
私は下記のような流れで勉強をしました。
このテキストでは、
重要度がA~Cまで書かれていますが、
重要度Cの問題は捨てて、重要度AとBの問題だけに絞りました!
実際に重要度Cの問題は一切手をつけずに合格できたので、
これから勉強する人も捨ててしまって問題ないと思います。
基本的には、
問題を解く、間違えた問題の確認の繰り返しです。
なかなか一度だけでは覚えられないので、間違えた問題は繰り返し解くようにしました。
合格のポイント
証券外務員試験は、7割以上の得点で合格となります。
問題の形式は、「◯✖️問題」と「5肢選択問題」の2つで、
それぞれ問題数と配点は、
「◯✖️問題」が70問(1問2点)、「5肢選択問題」が30問(1問10点)
の100問(合計440点)です。
したがって、
440点中308点以上で合格となります。
ここで注目は、
「◯✖️問題」を全て正解しても、合格点の半分にも満たないということです。
反対に、
「5肢選択問題」を全て正解できれば、
「◯✖️問題」はほとんど間違っていても合格点に達するのです。
「5肢選択問題」は計算問題が多いので、
各チャプターの問題や模擬試験で何度も練習して落とさないようにしましょう!
また、5つの選択肢から2つを選ぶという問題も多いのですが、
両方合っていて10点ではなく、1つ合っていれば5点もらえるので、
両方間違うということがないようにしましょう!
試験を受けた感想
今回おすすめしたテキストで、上記のような勉強をした結果、
160分の試験時間のうち、約60分で全問解答、約30分の見直しで試験を終えることができました!
試験問題に関しては、
約4割テキストと同じ問題、
約4割テキストの問題と似たような問題、
約2割が初見の問題
という印象でした。
テキストと同じ問題文、同じ選択肢というものもあれば、
数値だけ違って計算方法がわかっていれば、問題なく解けるものが多かったです。
計算問題は、全て正解できたという自信があったので、
多少「◯✖️問題」でわからない問題があっても、
気にすることなく余裕を持って解答することができました。
まとめ
これから就職、転職で、金融機関に勤める方もいると思います。
新卒の場合は、入社後いつまでに取得という期間が設けられていたり、
転職の場合には、そもそも資格を持っていることが条件になっている場合も多いです。
新卒では、
社会人になって覚えることが多かったり、学生時代の生活リズムではなくなって、
なかなか勉強が進まないこともあると思いますので、
学生のうちにとっておくことをおすすめします!
転職の場合も、
仕事をしながら転職活動する方が多いと思いますので、
なかなか勉強の時間を捻出するのも大変だと思います。
実際に、
独学で1ヶ月で合格できた勉強方法なので、ぜひ参考にしてみてください!